若者、現役世代の人たちへ


日本は、大きな転換点に立っています。

   人口が急激に減少し、高齢化が進みます。

   工業製品の生産の多くが、海外との競争力を失っています。

   20年後、30年後

    働き手とほぼ同数の高齢者を支える必要があると予想されます。


 これからの若者や現役世代の人たちには、沈みゆく未来しかないのでしょうか?

 人口の減少は、簡単には防ぐことは出来ません。

 今、出生率が急に回復したとしても、その効果が現れるのは、20年以上後です。

 ですから、人口減少と超高齢化は、確かな未来です。


 確かな未来がわかっているなら、その問題を見据えた仕事に挑戦すれば、社会の

 ニーズに合った仕事になります。

 人口減少・超高齢化の課題へ対応するテーマにはどのようなモノがあるでしょうか。


 国は、地方創生のための視点として次のものをあげています。

  (1)若年層の就労・結婚・子育て支援、

  (2)東京一極集中の歯止め、

  (3)地域課題の解決、

 国の、地方の、課題の中に世の中のニーズが潜んでいます。


 学生時代、関心のあるテーマが見つかれば、豊富な時間を向けることができます。

 現役世代の人は、仕事の中での新しいアイディアを見つける場として、

 新分野へ挑戦を試みる人は、将来のビジネスの種を探して、

 新分野への進出を模索する企業は、新事業の人材のサテライトオフィスとして

 この場を利用してください。

  研究分野1)彦根の観光資源を活かして滞在型の観光に役立てる

         ①古民家、町屋を宿泊施設するための研究

         ②滞在型観光の経済効果の研究

         ③国内・国外の観光客へ納屋七を使ったおもてなしと集客の研究

         ④訪日外国人のマナー向上への取組み研究

  研究分野2)若者の結婚・子育てを支援する取り組み  

         ①古民家を使った子育・育児の取り組み

         ②高齢者の知恵を育児に役立てる

         ③子育てとテレワークの両立のための場所として

         ④テレワークに適した企業の調査・募集

  研究分野3)超高齢化と将来のまちの姿、人の暮らし  

         ①まちの良い所、問題点、高齢化の進むまちでの課題など 下魚屋の住民調査

         ②将来の街がどうあって欲しいかの意向調査

         ③現在の空地、空家、これからの予想(いくつかの想定される)研究

         ④まちのビジョンづくりへの参加、ワークショップの開催、まとめ

         ⑤意識調査、問題点の認識、相互理解、合意形成の過程のフォローと研究

  研究分野4)ITの利活用推進とITによる仕事づくり

         ①東京、大阪、名古屋などの大都市の企業のサテライト・オフィスの誘致の研究

         ②国のテレワーク推進施策と在宅に代わるテレワークのためのコワーキングの場の研究

         ③観光PR、教育・生涯学習などのコンテンツづくりの仕組みづくりの研究

         ④高齢者や家庭の主婦の適正と条件を活かしたITによる仕事づくりの研究

         ⑤彦根の観光振興のためのコンテンツ開発の体制づくりの研究

         ⑥地域の宿泊施設の情報発信、空き室管理、利用管理情報などの事業化研究