「子孫にできる限り資源を残す事のできる生活を」 江戸に学ぶ。 

江戸時代、江戸は世界屈指の100万都市でしたが ” 完全循環 ” を実現していた。 

          出典 講談社発行 イラスト図解 地球共生ー美しいこの星を守りぬくためにー 監修 月尾嘉男

   ・リデュース  ある目的を、より少ない資源やエネルギーで達成すること。

   ・リユース   同じものを何度も繰り返して使用すること。

   ・リサイクル  資源を再利用すること。


リデュース

江戸時代、庶民の風呂は「銭湯」でした。家庭の風呂に比べて1/15のエネルギーで済む。

江戸時代は厚着をした上で自分の周りだけを暖めていました。その暖房器具の代表が「火鉢」です。

現代の1/6のエネルギー消費量でまかなっていました。

リデュース

 風呂屋の二階は、暖かい。

紙、人糞、本、灰、いろんなものが再利用されていました。


リサイクル

・職商人 現代なら捨ててしまうような品物を修理する  

     のが仕事で必要なら新品も販売。

・修理再生の専門業者

・回収専門業者

江戸時代は、ボランティア活動としえではなく、産業として成立していました。

修理・再生の専門業者。

「提灯の張り替え」「算盤屋」「錠前直し」「鋳掛け屋」

「瀬戸物の焼き接ぎ屋」「研ぎ屋」

江戸時代の人たちは、現在なら捨ててしまうような道具でも、修理して使っていました。